新型スペーシアの各グレードの特徴とは？装備の違いを比較

2023年11月に待望のフルモデルチェンジが実施されたスズキの軽ハイトワゴン「スペーシア」。両側スライドドアと広い室内空間を兼ね備え子育て世代の方からも人気の高いスペーシアですが、購入の際どのグレードを選択するべきかお悩みの方も多いはず。

今回は新型スペーシアの購入をご検討中の方に向けて、グレードによる装備の違いをご紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

スペーシアとは

スペーシアはスズキから販売されているハイトワゴンタイプの軽乗用車。初代モデルは2013年に登場、2023年11月には2度目のフルモデルチェンジが実施されました。

新型スペーシアはコンテナをモチーフとした遊び心あふれるデザインを採用し車内には多彩な収納スペースを用意。安全装備ではスズキ車として初めて「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」を搭載するなど、スペーシアの魅力はそのままにより快適で安全な車へと進化しています。

後席は両側ともスライドドアとなっており車内は家族4人がゆとりを持って座れる広さがあることから、小さなお子様がいらっしゃる子育て世代を中心に幅広い層から人気を集めるお車です。

スペーシアのグレード構成

新型スペーシアのグレード構成は「HYBRID G」と「HYBRID X」の2種類となっており、いずれのグレードも2WDと4WDを選択可能。全車スズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」と燃費向上をアシストする「マイルドハイブリッド」を標準装備とするほかスズキコネクトにも対応しています。

スペーシアのグレードごとの特徴

ここからは新型スペーシアのグレードごとの特徴をご紹介いたします。

HYBRID G

「HYBRID G」はベースグレードながらフルオートエアコンやキーレスプッシュスタートシステム、リヤヒーターダクトといった基本的な快適装備を備えており、4WD車には運転席と助手席にシートヒーターも搭載されます。

スズキセーフティサポートのほかLEDヘッドライトやサイドエアバッグ、カーテンエアバッグも標準装備となっているため安全面も充実。
後席は左右別々にスライド＆リクライニング操作が可能なため載せる荷物に合わせたシートアレンジが可能です。

ただし「HYBRID G」ではパワースライドドアが装備されず、メーカーオプションでも選択できないため注意が必要です。

パワースライドドアの設定がない分「HYBRID X」よりも安価で購入できるほか、車重が軽いため「HYBRID X」と比べ燃費性能は上回ります。

総じてパワースライドドアにこだわりがない方であれば快適に使用できるグレードと言えるでしょう。

HYBRID X

「HYBRID X」になると両側パワースライドドアが標準装備となるほか、スライドドアを閉めている途中でドアロックを予約できる「予約ロック機能」や好きな位置でスライドドアの開閉を停止できる「一時停止機能」も搭載されスライドドアがより使いやすくなります。

リヤシートにはフラップの位置や角度を調整することでオットマンやレッグサポート、荷物の落下防止ストッパーにもなる「マルチユースフラップ」が搭載され後席の使い勝手が大きく向上します。

その他シートヒーターやUSB電源ソケット、パーソナルテーブル、アームレストといった車内装備に加え助手席シートアンダーボックスやシートバックポケットなどのポケッテリアも充実。
プレミアムUV＆IVカットガラスやロールサンシェード、スリムサーキュレーターも標準装備となるため夏場も快適なドライブを楽しめます。

メーカーオプションでは以下の機能がセットになった「セーフティープラスパッケージ」を選択できます。

また「HYBRID X」ではモノトーンカラーに加えルーフ色にソフトベージュを採用した2トーンルーフ仕様車の選択も可能となります。

後席に人を乗せる機会の多い子育て世代の方やドライブなど長距離の外出にもお車を使われる方にはパワースライドドアや車内装備の充実している「HYBRID X」がオススメです。

まとめ

今回は新型スペーシアのグレードによる違いをご紹介いたしました。

この記事が皆様のお車選びの参考になれば幸いです。